初・謡初め
「雪」のシテ謡いを謡うことになり、不安を抱きながらも初めて人の前で他の人達と一緒に謡うということがとても楽しみだった。
15分前に着くつもりで電車に乗って向かっていると先生から電話があり”なんだろう?”と思いながら普通に電話に出ると先生が「今何処?」と。「今向かってます」と答えると「もうすぐ麻加君の番だよ、何してる、早く来なさい!」と。心の中で「え???」って感じだけど車中なので平静を装いながら頭の中真っ白。何だか分かんないうちに「失礼します」と自分から電話を切ってしまった。「もう死んだ」と思った。
ローテンションのまま会場に着き、恐る〃襖を明けると先生が舞っていた。あ〜終わった、と思いながら舞いが終わると拍手して、後はもう会食して帰るだけかと思っていたら先生が「麻加君、やるよ!」と。聞いてみると番組をずらしてその間を先生が舞いで間を繋げてくれていたということだった。
嬉しさと緊張が同時に。しかも時間が無いためいきなりシテ謡から。ガッビョ〜ン!!!
普段稽古はシテもワキも地謡も全て謡う練習をする為他の人とやることが無い。
今回は役割分担をして、シテを謡った後ワキを謡ってもらいそして地謡を皆で謡った。
地謡の時なんかこれまた肌にビリビリくる感じがし、謡いながらもの凄く感動していた。
この、皆と合わせて謡う事の凄さ、素晴らしさ、大事さというものを今回感じることが出来、諦めずに途中で帰らなくて良かったと。また、待って頂いた先生、他参加者の皆様方の暖かい心遣いに改めて感謝したいと思う。
新年早々、今年の明暗を分ける体験だった。
「時間」は必ずやってくる。
逃げる事は出来ない!
それよりも要確認! 体験による今年の教訓?
p.s.
正直殺されるかと思った。 まだ首はつながっているようだ。ホッ
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