立読み
ここで俺が動かなければどうなるだろうかと考える。横から来る波動と自分の静止の波動が数十秒ぶつかり合う。よし、ここで俺が彼の方に動いたらどうするだろうか?と思い、引いて彼の方へと移動する。何も知らない彼はス〜っと自分が居た所へ移動。その瞬間なんだか人を操ったような錯覚がした。俺が彼をここへ導いたと!
どう攻めるか、どう流すか、いつ引くか?
立読みしながら色々と考えた。これって芝居と同じじゃん!
まるっきり同じじゃないにしても、相手との関係性の中に生まれる無の空間ってのがあって、それが面白かったりする。ただ芝居ではテンポとか色々と制約がつきまとう。それが問題なのかもしれない。自分が楽しんでるうちは芝居じゃないってことかも。
ま〜芝居は置いといて、レンタル屋でもこういった状況がある。電車とかも。
動けて止まれる空間。それがこういった面白い空間を生むのかもしれない。
別の場所では、関西弁をしゃべる少女二人の会話に余りにも耐えられなくなり自分はその場を逃げた。時間が経ってその場へ戻ると二人は居なく、安心してゆっくりと本を見ることが出来た。
関西人、恐るべし!
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